あいのり 第173話
「真夏の果実」
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(更新日 : 2009/04/09)

あいのり #173


地球2周目に突入したメンバーが次にやってきた国は、あいのり第37カ国目、「フィリピン共和国」、1周目最後の国であった、「カナダ」とは、気温が50℃違う常夏の国である。

この日は、地球2周目最初のメンバーが合流する。最初に合流するのは、女性新メンバーである。前の国で合流したみかんは、髪型を入念にチェックしていた。

10分後、女性新メンバーを発見する。ゆっきー、23歳、長野県出身(北アルプスのふもと)。まず、最初に喜んだのは、カナダでサキに失恋した、浅ちゃんであった。

20分後、今度は、男性新メンバーと合流する。DAI、20歳、沖縄県出身、大学生。まず、最初に目を合わせたのは、花形OL、みかんであった。

これで、ラブワゴンの中は、7人そろったが、再び、新メンバーらしき人を発見する。いちおう、確認のため、ラブワゴンを降りてみると、どうも、参加者のようである。この8人目のメンバーは、番組で、地球2周目記念枠として現地で事前にオーディションを行い、選ばれた人であった。その選ばれた人は、ミッシェル、24歳、客船アテンダント。

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翌日、ラブワゴンは、首都「マニラ」を走っていた。その車内では、浅ちゃんゆっきーの隣をゲットしていた。すると、ミッシェルが英語で浅ちゃんに会話してきた。浅ちゃんは、英語が分からなかったが、ゆっきーの前で恥をかけられないと、聞いて分かっているふりをしていたが、やはり、言っていることは分からなかった。結局、浅ちゃんは、英語が話せる、宮ケンに助けを求めた。

その後、メンバーは、市場で買い物をし、その帰り道、浅ちゃんは、ゆっきーの隣をキープした。そんな姿を見た、ミッシェルは、言ってしまった。「あなた(浅ちゃん)は、彼女(ゆっきー)のことが好きなの?」。すると、浅ちゃんは、「彼女(ゆっきー)と話すと、僕の心はドキドキします。」と、好きであるかのような発言をしてしまった。

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翌日、タジィーと、ゆっきーが一緒になり、珍獣占いを行う。すると、「ゆっきーは自分から友達を作れるが恋愛になると、その行動力は、まるで発揮できない。」と出た。ゆっきーは、その通りと言わんばかりに、「それって、変えられないよね。」と言う。そんな姿を見ていた、ミッシェルは、また言ってしまった。「2人(タジィーとゆっきー)を見てて思うんだけどさ、タジィーとゆっきーのことは好きなんじゃない?」と。タジィーは、ミッシェルのことを意識して、ゆっきーのことは、あまり表に出さないようにした。

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動物が暑さでぐったりした動物園を見た午後、メンバーは、公園で過ごす。まず、浅ちゃんゆっきーと一緒になった。浅ちゃんとの会話から、ゆっきーもだいぶ旅に慣れてきた様子である。ゆっきーを取られた、タジィーは、ミッシェルと一緒になった。みかんは、DAIを誘った。最後に残ったのは、ガチャピン宮ケンガチャピンは、「宮ケンが(恋愛スイッチが入って、)ガツンと行くところを見てみたい。」と言って、宮ケンとの距離を縮めようとした。

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動物園の帰り道、タジィーが、ミッシェルに、「血液占い」をしようとしたが、血液の英語の言い回しが分からず、できなかった。しかも、ミッシェルのほうが、日本語が理解できず、次第に取り残されていった。

翌日の夕食時、宮ケンミッシェルのそんな姿に気づく。宮ケンは、紙に絵を描いて、日本語を教え始めた。「たこ」は、「オクトパス」「イカ」は、何だっけと。ミッシェルは、「ありがとう。」と言って、宮ケンの日本語授業を聞いていた。
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