あいのり 第421話
「理想と現実」
←第420話 * 第421話 * 第422話→
今回から、あいのりの主題歌が変更となりました。
新主題歌は、青山テルマさんの歌う、「大っきらい でもありがと」Dreams Come True吉田美和さんが作詞、吉田美和中村正人さんが作曲しています。

--------

こーすけよっことの関係は、あるとき、こーすけよっこに名前を間違えられたときから、ぎくしゃくしたものとなっていた。

よっこは、こーすけが、「なんでも勢いでやってしまうそうで怖い。価値観が違うと解決できないし、それが原因で別れた時もあるし、納得いかなくても、認めなければならないことがあるじゃないですか。」と思った。
一方、こーすけは、「よっこのほうが年上でいろいろ経験していると思うんですよ。でも、ちょっとガキに見られているのかなと言うのがある。」

--------

そのころ、ヤマジは、「みんなを知れば知るほど、嫌いになっていく。そう思った時は、冷静さを失うと言ったら大袈裟だけど、「私、リタイヤする。」とか言ってしまって、2人(桃、よっこ)を困らせたりした。」。2人には慰められたが、「あの2人は、すでに、5,6人とは、付き合っているはずで、(いままでに彼氏がいない、ヤマジには、)余計な御世話。」と思っていた。

--------

翌日、シュレックがラブワゴン車内で、と隣になるが、緊張の余り、話ができないうえ、着ているTシャツの裏表が逆であった。

翌日、メンバーは、自由に夕食をとることにした。シュレックの目線の先には、がいたが、は、梅男と行くことになり、シュレックは1人になってしまった。
しかし、あまりにもシュレックが可哀相なので、梅男は、シュレックを誘うことにした。

シュレックは、自分が、失敗を恐れて梅男と代われなかったことに、やばいと感じていた。

--------

この日、やってきたのは、ドライバーの自宅、自宅には、奥さんのとか、7歳の娘さんがいる。ここでは、おやつを召し上がることになったが、そのおやつは、タガメや、カナブンなどの虫であった。

虫を召し上がった後は、ドライバー夫婦に、馴れ始めについて聞いてみた。結婚のきっかけを聞くと、「笑顔が素敵で、真面目だったから。」、一方、奥さんは、「全部です。」。結婚した年は、ドライバーが23歳、奥さんが19歳。しかも、ラオスでは、結婚する時は、男性の方が年上で、逆はまれだそうだ。

その夜、夕食のとき、結婚観について話すことになった。
よっこいわく、「プレッシャーをかけられるのは、いやだけど、心のどこかでは、経済力とか、性格とかは見る。」
梅男いわく、「好きになったときに恋愛は始まって、意識し始めたら結婚かなと思う。」
こーすけいわく、「結婚すれば幸せになると思うなら、恋愛しなくても、結婚したい時がある。」

その後、よっこは、「好きと言う気持ちだけじゃ付き合えない。」
こーすけは、「付き合いたいから、必死に合わせているのかな。」
と、価値観の違いは、埋まるどころか、ますます広がっていった。

翌日、ラブワゴン車内では、こーすけは、不機嫌そうに、黙っているだけであった。

--------

あいのり #421
←第420話 * 第421話 * 第422話→