あいのり 第441話
「真実の愛を探して・・・」(その3)
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シュレックは、スケベニンゲンの告白場所で、まぁみんを待っていた。その胸には、あいのりオーディションのこと、に恋をしたとき、初めて、恋愛に必死になったこと、想いを伝えられず、絶望したこと、まぁみんが、「シュレックはシュレックのままでいいよ。」と言ってくれたこと。まぁみんは、自分には気持ちが向いていないかもしれないが、「好きと言うことに関して負けたくない。」シュレックは、まぁみんに想いを伝えることにした。

その時、まぁみんがやってきた。シュレックは、告白の場で、まぁみんのために練習してきた歌を披露した。「♪君に巡り合えたそれって 奇跡 2人で寄り添って歩いて 永久の愛を形にして〜♪」、決して、上手ではなかったが、まぁみんは、「ありがとう。」と言ってくれた。そして、シュレックは、本題へ、「7カ国と言う長い旅の中で、好きな人が目の前で消えちゃったときに、本当にリタイアを考えていた。その中で、まぁみんが全力で(リタイアを)止めてくれた。すごくうれしかった。そんなまぁみんを見て、今度は、自分がまぁみんを支えてあげたいという想いでどんどんまぁみんに惹かれていった。ただ「好き」と言う一言で片付けたくないけど、何か好きと言ったら、でかい瞳もそうだし、明るい笑顔もそうだし、アイスとかを食べているあどけない顔、すべてをひっくるめて自分の中で大好きなまぁみんがいるからもう俺はラブワゴンに戻ることはできない。自分の気持ちを素直に伝えることもこれが最後だと思う。」まぁみんは、「はい。」と言って聞いていた。シュレックは、明日、一緒に帰れることを願って、まぁみんにチケットを渡した。

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そのころ、もう一人、ラブワゴンに向かうメンバーがいた、それは、ガーリック。疑惑は晴れていないし、自信もない。でも、行くしかないと思った。

ガーリックが告白場所で待っていると、ただっちがやってきた。緊張のあまり、「だめだ。」と思った。しかし、ガーリックただっちに視線を向けていることは、ただっちから見ても明らかだった。こうなった以上、ガーリックは、告白せざるを得なくなった。ガーリックは、口を開いた。「2カ国旅をしてきたじゃん。ただっちのいろんな部分が見えてきて、人一倍気づかっているし、みんなに優しかったり、男らしかったり、かわいい部分とか、みんなの空気を盛り上げようとして楽しくさせてくれたり、ただっちとしゃべっているのはすごい嬉しいし、ドキドキする。ただっちの気持ちが今までも分からなかった。でも、ただっちを大好きになれた。ただっちが好きです。一緒に日本に帰ってください。」

ただっち「うん、こちらこそ。」と言った。

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翌日、あいのり最後の運命の朝、そして、史上初の2組同時での運命の朝。シュレックガーリックは、2人で並んで、相手が来るのを待っていた。

一方、告白された、まぁみんは、1人でホテルから出てきたが、そこで、ただっちと会ってしまった。まぁみんは、びっくりして、ただっちに、「なんでそこにいるの?」と聞いた。ただっちもビックリしたようで、同じことを聞いてきた。2人は、誰から告白されたのかはお互い知らない。しかし、まぁみんは、感づいていた。ただっちは、ガーリックから告白されたのではないかと。

そして、シュレックガーリックの前に、まぁみんただっちはやってきた。

まず、最初は、ガーリックのほうから、返事を聞くことになる。ガーリックは、「いままでの私は、周りに合わせて、自分の意見を言わなければ嫌われなくて済むし恋愛に受け身であれば傷つかなくて済むと思っていたけど、ただっちを好きになってこの場で告白できて、積極的になれるのもただっちのおかげだと思う。一緒に日本に帰ってください。」

ただっちの答えは?
「ガーリックの初めの印象は、前に出たりするような子じゃないんだろうなと思っていた。でも、一緒にマラソンを走ったとき、前向きで一生懸命頑張っていた。そんな姿を見たとき、芯が強い子だと思った。ガーリックを見てはげまだれた。でも、自分の気持ちは、恋愛まで行かなかった。。。」

ガーリックは、「ありがとう。」と言って、泣き崩れた。

そして、続いては、シュレックの番となる。告白失敗した、ガーリックを見て動揺し、なかなか言葉が出ない。シュレックは、歌を歌い始めた。「♪明日 今日よりも好きになれるあふれる想いが止まらない〜♪」そして、「まぁみんと4カ国旅をしてきて、すごく長いような短い旅だったかもしれないけど、旅をしているうちに、どんどん、まぁみんのことが好きになっていき、すごくいい所を見つけようと思って一生懸命自分の中で頑張って、まぁみんを喜ばせようと思ってやっていったんですけど、まぁみんと俺は一緒に日本に帰りたいです。」
まぁみんは、「ありがとう。人生で初めての買い物デートも、お散歩デートも、告白されたのもシュレックが初めてだったのね。シュレックのことは好きだよ。でも、それは、仲間として好きと言う意味で(恋愛感情にはなれなかった。)、いっぱい優しくしてくれたのに、本当にごめんね。」

と言うことで、2組とも告白失敗となった。

あいのり #441-3

別れの時、レスラーが、「俺は、ここでラブワゴンを降ります。」と言った。シュレックの結果を見たレスラーは、自分の道を歩むため、あいのりの旅に自ら終止符を打った。

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別れた後、ガーリックは、今の心境を、「実際つらいし、(ただっちに、)いい恋をして帰ってほしいとは思えないし、それによって成長できた部分もあるから、ただっちにあの時OKしてればなって思うような女性になりたいです。」と語った。

一方、シュレックは、「一時期、本当につらい旅で、どうしようもなかった。その中で、好きな人を見つけられたというのはうれしかった。だから、それを越えて恋してきたのかなって思った。振られて結果はだめだったんですけど、日本に帰って自分がまた好きな人を見つけた時は、今度は、立ち向かっていきたいなと思う。どういう形になるか分からないけど、好きと言うことは言いたいですね。」と語った。

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その後、残った4人は、空港へ。そして、日本に一時帰国した。
しかし、一時帰国中、あいのりの放送終了が決定した。。。

台本のない、「あいのり」らしい、終了となった。

ただ、今回の「あいのり」の終了は、ただ1つ、謎を残してしまった。
それは、「10年の節目」以外に、真実の終了理由がまったく明らかにされていないことである。。。

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(完)

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