ただっちの恋の捜査官になることを決めた、
ガーリックは、さっそく、
ただっちの取り調べを開始した。まずは、昨日、
まぁみんが泣いていた件から取り調べが始まる。
ただっちは、
まぁみんにもう少し緊張感を持った方がいいと言ったことを
ガーリックに言った。
ガーリックは、
「なんで、そんなにただっちって気遣かっちゃうの?」と聞いた。
ただっちは、
「気遣うというか。。。」と言葉を濁した。
ガーリックが、
「それは、好きなんじゃない。」と言うと、図星をつかれた
ただっちは、
「なんでやねん。アホか、お前。」と言うしかなかった。
ガーリックは、
ただっちの本心を知ることはできなかった。
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翌日、ラブワゴンがやってきたのは、オランダの首都
「アムステルダム」。ここでも、
ガーリックは、
ただっちの尋問を行う。
ガーリックは、
「ただっちは、恋しづらい方?」と聞いた。
ただっちは、
「まぁ。」と言った。すると、
ガーリックは、
「まぁみんの話はいいよ。」と言った。
ただっちは、質問に対して曖昧な返事をしただけであったが、ここで、
まぁみんの話に持っていかれてしまう。
ただっちは、
「あいつは、なんとかしてあげたいねんて。」と言ったが、
ガーリックにしてみれば、
ただっちが
まぁみんのことを気にかけているのは明白だった。
その日の
ガーリックの日記には、
「やっぱり、2人は、LOVE LOVEです。でも、こんな自分じゃダメ。いつまでたっても、うんこちゃんだ。。。」と記載されていた。
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翌日、うんこちゃんこと
ガーリックが、
ただっちにプレゼント。それは、手作りの木靴だった。
突然のプレゼントを貰った、
ただっちは、
ガーリックの相手は、
レスラーだと思っていたので。でも、これを渡すということは。。。
ただっちは、まさかとは思ったが。薄々感づいていた。
一方、
ガーリックは、
「初デートみたいな感じで、ドキドキしました。」。そして、
ただっちに100%の気持ちを伝える決意をした。
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この日、
ドライバーが
「僕の恋人を紹介するよ。」と言うので、メンバーは、
ドライバーの恋人の家に行くことになった。メンバーは当然、美人のオランダガールを想像していたはずだが、登場したのは、男性。
ドライバーは、同性愛者だったのである。しかし、オランダでは、同性愛者の差別は禁止となっている。結婚はもちろん、社会的地位、子供の親権まで認められている。でも、同性愛者がどうやって子供を作るのか? 女性同士の場合は、親族の男性の精子を提供してもらい、人工授精で子供を産む、男性同士の場合は、養子に迎えたり、代理母出産するという。それにより、親族の遺伝子は受け継がれる。
志保の助が、
「お互いのどこが好きなんですか?」と
ドライバーに質問すると、
「とっても面白くて優しいから愛してるんだ。」と返答した。
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翌日、ラブワゴンが訪れたのは、助平人間が喜びそうな、海岸のリゾート地、
「スケベニンゲン」である。この場所が、あいのり最後の訪問場所となる。
ここでは、
レスラーが、
シュレックを誘った。
レスラーは、最近の
シュレックが気になって仕方がなかった。この2人は、想いを寄せていた女性が共にキスして帰国してしまった経験を持つ。2人は、いつの間にか、親友になっていた。
レスラーは、
シュレックに、
「桃のことは、もう忘れてる?」と聞いてみた。すると、
シュレックは、
「うん。」と答えた。
レスラーは、
「(恋愛は、)勝負だから、負けることもあるんや。(その気があるなら、)伝えに行ったらいいと思うよ。」と言った。
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その夜、
シュレックは、
まぁみんと一緒になった。実は、数日前、2人は、ひまわりの花ことばの話題になっていた。ひまわりの花ことばは、
「あなただけ見つめている。」大きな花で太陽だけを見つめている姿を見て思いついたのだろう。英語にすれば、
「Pure Love.」。
そして、今、2人きりになったのは、
まぁみんにプレゼントがあるから。それは、粘土で作ったひまわりであった。
まぁみんは、
「すごーい。ありがとうございます。」と言って受け取った。
また、
シュレックは、前日の
ただっちとの会話の時に泣いていたことが気になっていたようでどうしたのか聞いてみた。だが、
まぁみんは、
「ご心配なく。」と言って話題を避けた。
翌日、この日も、
シュレックは、
まぁみんを誘った。とその時、目の前に、
ただっちの姿が現れた。
まぁみんは、時間を確認する。11時50分である。それを聞くと、
ただっちの元へ出かけてしまった。
まぁみんは、
「シュレックはいい人。絶対浮気もしないだろうし。でも、今は、ただっちのほうに(気持ちが)いっているので。」
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この日、メンバーは、公園にやってきた。ここで、
シュレックは、
まぁみんを誘うことができなかった。
まぁみんは、
俊と2人きりになってしまった。近くにいた、
レスラーは、
シュレックに、
「なんで誘わへんの?」と言った。
レスラーは、
シュレックのことを、
「自分的には頑張っているつもりなんでしょうけど、ハードルと言うものを自分で設定してやってる。痛めた足でサンドバックを蹴るくらいの気持ちが必要。」と言っていた。
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翌日、メンバーは、格闘技のジムにやってきた。トレーナーに言われるままについていくと、そこには、K-1世界王者、
レミー・ボンヤスキーがいた。トレーナーはこともあろうが、
「レミーとスパーリングをしてみないか?」と言ってきた。メンバーは、もちろん、これができるのは、
レスラーくらいだと思っていた。しかし、最初に戦うのは、一番弱そうな、
シュレックになってしまった。
当然、ぼこぼこにやられ、壁にへたりついてしまった。
続いて、
レスラーが名乗りを上げた。なかなか勝負がつかず、
レミーは、本気モードになってきた。結局、負けたが、最後の最後まで意地を見せた。
そして、次は、
レスラーが、
「シュレック、行こうか?」と言ってきた。
レスラーと
シュレックが対戦した。
対戦後、
レスラーの
「きつかった?」との問いに、
シュレックは、
「吐いたわ。」と言った。
レスラーは、
シュレックに、
「今、頑張っているって言えるものがあるか? 俺は、胸張ってプロレスやっているねんと言いたい。お前が女の子に告白したときに、自分はどういう人間で今どういうことに頑張っているか言えるか? お前はとこかで楽してないか? このままだったらアカンと思うねん。今日みたいに、やればできるし、倒れなかっただけでもすごいと思う。お前は、本当に根性あると思う。お前よりできる人間がいるかもしれないけど、そんなもの関係ない。お前がどう頑張るかだ。」と言った。
レスラーは、精一杯、伝えることは伝えられたと思った。
シュレックの目は、死んでいなかった。
その後、シュレックは、ラブワゴンへと向かった。。。
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(その3に続く。。。)