あいのり2(シーズン2) 第4話(その2)
「トクベツ扱い」(後半)
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カンボジアを旅するラブワゴン、メンバーがやってきたのは、「バッタンバン」の街。ここには、ポル・ポト政権時代に、刑務所として使用されていた、「ワットエクプノン」があることでも有名。

ここで、男性新メンバーが合流する。
20分後、発見した。

タクヤ、23歳。

タクヤのファッションは、
胸元のプラチナネックレスは10万円、カルティエの時計は40万円、靴はドンキホーテで購入したトンガリ靴らしい。
財テクで2000万円は稼いだという。

女性メンバーは、タクヤのファッションの話でもちきり。その後、ラブワゴン車内では、タクヤへの質問タイムとなったが、だれも質問する人はおらず、静まり返ってしまった。

あいのり2(シーズン2)相関図#4-2

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その日の午後、衣装を変えた、タクヤがいた。
今回は、チェックのパンツにピカピカのラメシャツ、時計も変えている。

タクヤは、女性メンバーから質問が何も無かったので、逆に質問することにしていたのだ。女性メンバー1人ひとり、個人面談のような感じで質問する。

まずは、いぐから。

聞く予定の質問項目
・体験人数
・恋愛目的
・本当に真面目に来たか
・いぐみたいな可愛い子がなんであいのり来たか など。

タクヤ「最近、恋愛している?」
いぐ「恋愛は内緒ですね。完全秘密主義で行こうと思っている。」
タクヤ「いままで付き合ったの?」
いぐ「浮気されたと浮気相手にされた数がほとんど今までの恋愛。」
タクヤ「結構付き合ったの?じゃあ。10人、20人くらい?」
いぐ「付き合ったのも分からないの?」
タクヤ「軽いね。」


続いて、リナ

タクヤ「一番、誰がいいの?」
リナ「どうだろ?」
タクヤ「いままで、そんな付き合ったことないでしょ?」
リナ「うん、そう、だから・・・。」
タクヤ「結婚、慎重に考えてるの?」
リナ「慎重かも。だから、なかなか決められないし。」


最後、アミーゴ

タクヤ「めちゃくちゃ分かりやすい。」アミーゴ「そんなに出てる?私でらポーカーフェイスやってるつもりなんだけど。」
タクヤ「T(玉木)さんのどこがいいの?」
アミーゴ「何でもしてあげたくなっちゃう派で〜」
タクヤ「僕たちから見て、アミーゴはお母さんみたいな感じだよ。玉木からお母さんと思われたら終わりだよ。」

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ハセジは、ここの所、あまり、リナと話せていなかった。話題と言えば、アリの話や、ハエの話くらいだった。

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7人がやってきたのは、「オータンボン駅」ここにあるのは、1両だけの床が竹でできた列車。「バンブートレイン」と呼ばれ、6km、3駅の区間を走っている。

メンバーも次の街にまで3組に分かれて列車で移動する。

ハセジリナを誘った、ただ、その後押しには、ミッチェルの姿があった。ミッチェルは、2人の組に一緒に加わる。

ハセジは、うちわを仰ぐだけでなかなか話が出来ない。そんな時、突然列車が止まってしまった。運転手いわく、故障で直らないらしい。仕方なく、列車の車体を邪魔にならないように線路からはずし、3人は、次の駅まで歩くことになってしまった。次の駅までは4km、途中で大雨にも降られた。さらに、蜂にまで刺された。
リナのテンションただ下がりで終了。

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その夜、ミッチェルハセジにアドバイス。「女の子は特別扱いされんのが好きなんかな。」

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夜、ハセジは、リナを呼び出した。

この日は、お腹が減っているということで、パンをご馳走した。
リナは、パンケーキが食べたいとの事で。テンションは回復したが、ただ、その日は、パンの話以外に話題がなかった。

ハセジが話題に困っている中、リナが話題を振る。

リナ「え〜 将来どうするん?」
ハセジ「たぶん先生になるつもりやねんけど」
リナ「親とかは教師になるには賛成なん?」
ハセジ「高2くらいで結構諦められて。年収でしか見ないみたいな。親戚の集まりとかでも出世してない人は来たらあかんのよ。」

ハセジの家族は高学歴一家だった。ハセジはただ一人の落ちこぼれで、居場所のためにスポーツを続けてきた。

リナ「ずっとちっちゃい時からお姉ちゃんのマネして、お姉ちゃんと同じことして育ってきていて比べられて、自分の中ですごい頑張ろう頑張ろうってお姉ちゃん越えようと思ったけど結局越えられなくって、もうそれがずっと自信無くしてる。」

リナの姉は、宝塚歌劇団所属、自身も宝塚音楽学校を3度受験したが不合格。それ以降、自分に自信が無くなっていた。

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ハセジは、リナのために、もう一つ、特別扱いを用意していた。それは、金庫番の特権で選んだホテル。それは、貧乏旅行ではありえない三ツ星ホテルだった。

リナは、完全にテンション回復。

翌日、ホテル代をかせぐために、建築現場で、日雇いの資材運搬のアルバイトしていた。仕事内容は、コンクリートを作るための土砂(1袋50kg)を40個、ビルの10階まで階段を使って運ぶこと。

その後、ハセジは、リナに告白するため、ラブワゴンに向かった・・・。

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