あいのり 第199話
「ストリートチルドレン」
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りぃは、カジを見て、良いところを吸収して、隼人のために魅力的な女の子になろうと思った。

カジは、りぃに、若いのは最大の武器であること、笑顔を絶やさないことを教えた。

その頃、男性の部屋では、女性の胸の話で盛り上がっていた。

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翌日、りぃは、ゆーみんが寝ているすきを見て、男性メンバーに質問。「女の人の仕草でグっとくる仕草は?」

ハッシー「スーパーでお肉買う時にちゃんと硬さとかをさわる人。」
浅ちゃん「おばちゃんが好きなん。」
ハッシー「『水着で食い込みなおす時』かな」
りぃ「へぇー、参考にさせていただきます。」

そして、メンバーがやって来たのは、湖。メンバー全員、水着で登場。ゆーみんは、小学校以来の水着である。

りぃ「あれ〜、アッハッハッハ、ダメだ隼人、どうしよう。ケツが・・・ケツ出るんだよ」
隼人「あら! いいながめだごどー。」

幸栄「足に・・・足に乳が・・・!」
カジ「アッハッハッハ。」

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ラブワゴン内で東北地方特産の「ままどおる」を食べていると、子どもたちがラブワゴンを叩いてきた。どうも、ままどおるを欲しがっているようだ。ただ、メンバーは、何もできなかった。

ラブワゴンを降りると、目の前に300段以上の階段があった。
ここに建つのは、「スワヤンブナート」というヒマラヤ最古の仏教寺院。
メンバーが登りきると、眼下にはカトマンズの美しい街並みが広がっていた。

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そんな中、カジ幸栄ハッシーが囲っていた。

カジの恋愛話で盛り上がる。どうも、ダイアモンド鉱山を持つスリランカ人と付き合っていたというが、後日、スリランカ大使館に話を伺うと、そんな人いないとのこと。そもそも、スリランカにダイアモンド鉱山が存在しない。騙されていたようだ。

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その日の午後、スワヤンブナートでお祈りをしていると、少年が近づいてきた。「ワンルピープリーズ。」

1円にも満たないお金をせがむ少年は、「ストリートチルドレン」と言われ、観光客を見つけ、物乞いをして1日の食事代を稼いでいる。
激しい貧富の差の原因となっているのがカーストといわれる身分制度の名残り、1963年に法律で廃止されたが、カーストによる差別は消えていない。かつてカーストにより抑圧を受けた人達は、今も教育を受けることも、望む仕事につくことも出来ないのが現実。

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翌日、やって来たのは、「パタン」。何世紀もの時を閉じ込めた建物が風景に溶け込む美術品のような街並み。

メンバーは、ネパール式銭湯へ。おばちゃんが入浴していたが、服を着たまま洗うのがマナーらしい。

その後、突然雨が降ってくる。
隼人は、地元の女の子と雨宿り。

女の子、「ハロー、ワンチョコレート(チョコレート欲しい。)」
隼人「なんもあげるもんないよ。」

隼人「いつもなんかちょっとぼうっと考えたりする時とか、あぁ何やってんだろーなーとか。俺は、多分一生忘れないっすけど、子供のことは・・・。」

隼人には、3歳になる息子がいたが、奥さんと離婚した隼人は息子と会うことはできない・・・。

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あいのり #199
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