運命の朝、120kmに及ぶ世界一長い海岸線で、
キーパーは、
ユイを待っていた。すると、
ユイがやって来た。
キーパー、
「おはよう。昨日は頭が真っ白になっちゃって自分が言ったことも覚えてないしちゃんと伝わってるかすごい不安だけど今日はもう1回ユイへの想いをちゃんと伝えたいと思ってて。ちゃんと聞いて欲しい。俺はユイの笑顔が大好きで横にいてもらうだけですごい楽しいしすごい俺は幸せだった。だからずっとその時間が続いて欲しいと思ったし。ふぅー。頼りない俺だけど就職したら一生懸命働くし俺を頼って欲しい。それでユイは全力で夢を追いかけて欲しいし俺はその夢を近くで見ていたい。それでいつかは本当に幸せな家庭を作りたいって思ってる。ユイのことが本当に大好きです。一緒に日本に帰って欲しいと思った。ユイの気持ちを聞かせてください」
ユイの答えは・・・。
ユイ、
「ユイの気持ちなんだけどね。キーパーが真剣に言ってきてくれたからユイも真剣に話します。この旅でユイは本当に馴染めるのかなとかすごい不安だったんだけどでもキーパーがいつも気にかけてくれてすごい積極的に誘ってくれてキーパーのおかげでみんなの中に入れたなって思いがあるのですごいキーパーには感謝してるの。男らしいところと優しいところがすごい素敵だなと思ってました。だけど今はキーパーのこと気になる存在ではあったんだけど自分の気持ちが100%じゃありません。だからキーパーとは帰れない。ごめんね。ごめん。キーパーと会えて本当に良かった。」
告白失敗・・・。
メンバーと別れた後、
キーパーは、旅を振り返った。
キーパー、
「脱ヘタレできました ありがとうございました。」
こうして、
キーパーの旅は終了した・・・。
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6人になったラブワゴン車内、
ユイは、車内で泣いていた。そんな
ユイを励ますため、コックスバザールの船着場から、ボートで近くの島に移動することにした。海の波は高く、ボートから振り落とされそうになるも、島へ向かっていた。そんな中、どさくさにまぎれて、
ちゃむは、
川平に寄りかかっていた。それを見た、
ゴリラーは、確信してしまった。
ちゃむの相手は、
川平であることを・・・。
その後、メンバーは、山のないバングラデシュでは少ない、ヤッホースポットへ。
ここで、メンバーは、今一番したいことを大声で言ってもらうことに。
ゴリラー、
「バナナが食べたい!!」
川平、
「ジムに行きたい!!」
ハカマイ、
「冷たいおそばが食べたい!!」
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その後、
ハカマイが
ゴリラーを誘った。
聞いたところによると、
ゴリラーの恋愛は順調ではない。とりあえず、告白まで持っていきたいと思っている。見た目肉食系なのに積極的になれないということで、聞き上手になるように汗だくになりながら訓練することになった。
その夜、実践するために、
ゴリラーは、
ちゃむを誘った。しかし、聞き上手にではなく、いつの間にか質問攻めになっていた。質問のネタが尽きたころ、
ちゃむの視線は、
ゴリラーではなく、先にいる
川平の方に変わっていった・・・。
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翌日の朝食、
ユイは、泣き出し、リタイアを申し出た。
キーパーを意識していたばかりに旅を続ける意味をなくしてしまった・・・。ほかのメンバーも素直に受け入れ、
ユイは、日本にひとり帰国した・・・。