[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2009/04/30)
セブ島を走るラブワゴン、
ミッシェルは、ひとり元気がなかった。この日の夜、夕食を取りにレストランに行った時、
ミッシェルに話しかけるメンバーがいた。
タジィーである。
ミッシェルは、夕食が進まなかった。そこで、
タジィーが、
「ミッシェル大丈夫?」と声をかける。
「おいしくない。」と言う
ミッシェルに、
タジィーは、
「おいしいと思わないとだめだよ。」と言うと、
ミッシェルに少し笑顔が戻った。
タジィーは、
「ミッシェルが好きかも知れません。」と言った。
しかし、翌日、ラブワゴンは、空港へ。フィリピンの旅は、ここで終了。
ミッシェルは、次の国に行くわけにいかず、ここでリタイアとなった。
タジィーの恋は、3日で終了した。
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あいのり38カ国目は、
「インドネシア」、メンバーは、スマトラ島の空港に到着した。ここでは、男女1名づつ新メンバーが入る。
まずは、女性から、
栄子、25歳、歯科衛生士、福井県出身。
続いて、男性は、
ボクサー、26歳、元プロボクサー、現役時代は、ライト級日本3位まで登りつめた。群馬県出身。
7人が最初に訪れたのは、スマトラ島南部の
「ブンクル」、ラブワゴン車内で、
栄子が何やら、
「珍獣占い」の本を発見した。これは、
タジィーが持っていたもので、今までもほかのメンバーにこれを使って占いを行い、散々、馬鹿にされてきた。
栄子が、
「やってやって。」と言うので、やってみることに。
「ヤマビーバー」、
「好み居心地のよさ重視」と言う結果が出た。
栄子は、
「当たってる。」と言った。
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初めての昼食では、食べすぎて、大赤字を出した。その夜、メンバーは、ホテルを探す。赤字のため、安ホテルに泊まるしかなく、泊まったホテルは、雨が降ったとたん下水が逆流、床上浸水を起こすヒドイ部屋だった。
その後も赤字が続き、メンバーは、満足に食事が取れなかった。また、連日の暑さで、体力は限界だった。そんな中、
ゆっきーが倒れてしまった。
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その後、ラブワゴン車内で、
ガチャピンが、
「うちら、最近笑っていないね。」と言った。赤字の件、暑さの件、
ゆっきーの件が重なったのだから仕方がない。その矛先は、
タジィーに向けられた。
タジィーは、一生懸命盛り上げようとするが、
栄子いわく、
「タジィーは、見ててかわいそうになる。タジィーは、俺がやらなければということが裏目に出ている。無理やりなテンションが逆に楽しくない。」。さらに、男性メンバーに対しても、
「頼りないですね。私から見ると、そこまでいい男かと。」
栄子は、
タジィーに、
「楽しませなくて、いいんだよ。そういう人は、女から見て、魅力ないよ。」と言った。
タジィーは、いままでの人生を全否定された気がした。
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