[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2009/05/14)
前回の放送で倒れてしまった
ゆっきー以外のメンバーは、
ドライバーの友人が住む村、
「パガームアラム」へと向かった。この村は、高温多湿の気候をしのぐ為、すべての家が高床式になっている。
友人宅では、日本からのメンバーを歓迎して、昼食を用意してくれるが、ここのところ食事をまともにしていないメンバーは、村人たちとの会話より、食べることの方が大事であった。
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その日の午後、村の近くの滝で、
栄子が
浅ちゃんを誘った。
栄子は、
浅ちゃんがこの旅で何を求めているのか疑問に思った。求めているのは
「恋愛」なのだろうか? なので、
栄子は、
浅ちゃんに直接、旅の目的を聞いてみた。すると、
浅ちゃんは、
「自分にすごい自信がなかったんだよ。それが嫌だったから。」と言った。
栄子は、
「このラブワゴンで今、皆が恋愛出来てんのかなと思って。そうは思わない?」と聞くと、
浅ちゃんは、
「考えたことないよ。自分だけで精いっぱいだから。」となげやりに言った。
栄子は、
「みんな恋愛しに来てるんでしょ。出来ないんだったら自分でお金を貯めて旅の続きをすればいい。今の男には頼れない。」と言った後、さらに、
「いい女にはいい男がつくんだよ。いい男にはいい女がつくんだよ。」と言った。
浅ちゃんは、
「そう思います。」と言うしかなかった。
その後、
浅ちゃんと
タジィーが一緒になった。
浅ちゃんがコテンパに言われていたのが気になって、
タジィーは、
栄子のことを、
「あのバカ! うっせえんだよ。」よわばりした。
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その夜、
タジィーは、
栄子に仕返しをしようと呼び出した。すると、
栄子は、すぐに、
「子供いっぱいタジィーについていたでしょ。あんなに子供の心つかめる人はなかなかいないよ。タジィーは、自分なりによいところを伸ばしてほしいかと。いい男になって帰ってほしいなと。」と言った。
栄子の意外な優しい言葉に、
タジィーは、
「まったくその通りだよ。」とご機嫌だった。
しかし、その後、このご機嫌を覆す知らせが届く。あいのりの旅に出る前に受けていた試験を落としていた。単位取得には追試を受ける必要があり、追試を受けるには、10日後には日本にいなければならなくなった。そのため、あと10日間でけりをつけないとリタイアしなければならなくなった。
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タジィーは、体調が良くなった
ゆっきーと2人になった。
タジィーは、
ゆっきーに、
「なにやってるんろう。はしゃいでいる時間があったら、もっとたくさん話せることあるだろうなと思って。焦ろうと言うか焦らなければならない。」と言った。
ゆっきーは、
「それを押し殺す必要はないと思うけど。でも、何かそれで自分が考える事が出来たんだし。」と言った。
タジィーは、
「いやし系、最高。」と、再び、
ゆっきーに向き始めた。
翌日には、
ゆっきーは、回復し、再び7人でラブワゴンの旅が始まった。しかし、2時間後、再び、
ゆっきーの体調が悪くなった。すぐに、ジャカルタの救急病院に運ばれた。
「デング熱病」だった。
「デング熱病」は、主に蚊に刺されることで感染する伝染病、
ゆっきーは、以前、フィリピンで蚊に刺されていた。
ゆっきーは、そのまま入院になり、リタイアとなった。。。
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ゆっきーと別れた夜、
タジィーは、
スタッフ部屋へ。
「ゆっきーがリタイアした今、誰に恋愛していいのか分からない。でも、分からないと言っている場合じゃない。」
タジィーは、相手を、
栄子と
ガチャピンの2人から選ぶしかなかった。
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