あいのり 第180話
「雨のち晴れ」
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[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2009/05/14)

ラブワゴンの中は、男性陣が、栄子に従うだけの、恋愛のないワゴンになっていた。しかし、この「愛のないワゴン」から、新たな恋が生まれようとしていた。

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翌日、DAIが、栄子を呼び出した。DAIは、栄子は、本当は辛いのではないかと思った。でも、栄子は、辛いことは表に出さなかった。

逆に、栄子は、DAIに、恋愛のことを聞いていた。すると、DAIは、「俺は、ガチャピンのことが結構好きなんだ。」と本音を出した。しかし、DAIは、「でも、難しいよ。好きだけどそんなことを本人に言っちゃダメなのかな。」と思った。フィリピンでは、宮ケンが好きだったガチャピンの相談相手だったDAIだからこそ隠していたことだった。それを聞いた、栄子は、「行動で表わしたら? 頑張れ。」と言った。

早速、DAIは、ガチャピンと2人になった。DAIは、ガチャピンに、 「俺は、ガチャピンを見ていてかわいい、最近きれいになったよね。俺は、最初から女の子として見ている。」と言った。
ガチャピンは、DAIの言葉に、「びっくりした。全然DAIの気持ちに気付かなかった。」と戸惑った。

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翌日、メンバーが訪れたのは、古都「ジョグジャカルタ」の公園。その公園に突然、象がやってきた。この象はペットとして飼われているもので、メンバーは、飼い主にお願いして乗せてもらうことにした。ここでは、DAIが、ガチャピンを誘った。象に乗ったいる時、ガチャピンの腰にDAIの手が触れた。その時、ガチャピンは、「こう言う気持ち、あいのりに来て、久しぶりだ。」と感じた。

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翌日、ドライバーがマッサージ店を案内してくれた。ジャワ島では、結婚前の女性が身を清める為に、マッサージをしてもらうという。ガチャピン栄子も試してみることになった。

マッサージの途中、ガチャピンが着ていた水着のブラを外したとき、DAIは、「ガチャピン動かない方がいいと思うよ。動くと俺らドキドキ。」と言った。

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一方、追試目前のタジィーは、進展のないまま、帰国まで2日に迫っていた。このまま続けても難しいと考えた、タジィーは、リタイアを決意した。

ところが、この日、ゆっきーの代わりとなる新メンバーが入ることとなった。
さくら、26歳、派遣事務スタッフ。
さくらの笑顔を見て、リタイアと思っていた、タジィーは、「最後のチャンス」と言わんばかりに、カバン持ちに走った。
ラブワゴンでも隣をゲットし、タジィーは、時間がないので、早速、「どんなタイプの子が好きなの?」と聞いてみた。さくらは、「人に対して、常識のある人、思いやりの持てる人。」と言った。
「思いやりがもてる人。」と言うことで、タジィーは、「思いやりがもてる。」と言うことを示すために、トイレに行こうとする、さくらに、「トイレに行きたい? 紙ないと思うよ。」と言って、紙を渡そうとした。しかし、さくらは、紙を持っていたので、タジィーは、渡せなかった。

タジィーは、さくらがトイレから出てくるまでトイレの前で待っていた。5分後、トイレから、さくらが出てくるが、タジィーを素通りした。タジィーは、さくらを呼びとめるが、さくらは、何をしていいか分からなかった。 タジィーは、「俗に言うフリータイムで、好きなように自由に、誰を誘ってもいいし、話したい人と話せばいい。」と教える。さくらは、初日で右も左も分からないので、タジィーのほうから話しかける。「さくらは何か夢とかあるの? 俺はあるよ。」と言って、タジィーは、自分の夢を話し始めた。「保父さんがいいかなと思う。子供に夢を与える幼稚園にしたいな。ディズニーランドみたいな空間にしたい。」

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タジィーにとっては、最後のチャンス。はたしてどうなるのか?

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あいのり #180
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