あいのり 第181話
「ガムシャラで行こう!」
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[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2009/05/21)

古都、ジョグジャカルタにて、新メンバーのさくらと初めての夕食をした後、リタイアまで残り2日のタジィーは、宿泊先のホテルで、さくらを呼び出した。

タジィーは、さくらの今までの日本での恋愛を聞き出す。さくらは、「元彼なんだけど、事があって。(元彼を別れたのが、)あいのりを応募したきっかけでもある。一目ぼれってあるんだなと思ってたから。でも、一目ぼれって外見じゃん。それで失敗してしまったから、外見よりも内面を見ようと心に決めた。」と言った。

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翌朝、タジィーは、ラブワゴンでの席が、さくらと隣り合わせになるように後ろに着席した。
タジィーの最終日が始まった。

しかし、ラブワゴンが走ると間もなく、タジィーの強敵が現れた。それは、ボクサーであった。ボクサーは、自身のプロボクサー時代の話をして、さくらを振り向かせようとする。

ジョグジャカルタ郊外、巨大建造物、「ボロブドゥール」に到着したメンバー。メンバーは、「ボロブドゥール」の頂上へと向かう。タジィーの視線は、周囲の大自然ではなく、近くのさくら。しかし、ここでも、さくらは、ボクサーと一緒に歩いてしまう。タジィーは、なかなかさくらと2人になれず、さくらの後をひたすらつけていた。
タジィーは、「さくらと話していい。」と、ボクサーに言うものの、結局、話はできなかった。

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その日の午後、近くの一風変わった村に来た。村の英雄と名乗る人が、国中の犯罪を犯したり、薬物にはまったりした不良たちを集め、立派な大人になるために、修行を行っていた。

この日は、「特別な修行」が行われるとのことで、メンバーは、見物をすることにした。その「特別な修行」は、「火の玉サッカー」。ボールが火の玉になった以外は、普通のサッカーである。もちろん、ヘディングをする時は、髪の毛に火が燃え移る。そうなったら、近くの川に飛び込んで火を消す。

メンバーは、ただ言葉を失っていた。しかし、タジィーは、違っていた。タジィーが見つめる先は、さくら。。。タジィーは、「自分のやるべきことがはっきり見えました。」と、ピッチに歩きだし、火の玉サッカーに参加した。

浅ちゃんいわく、「普通にやっているじゃん。」
タジィーの帰国は、明日の朝に迫っていた。。。

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あいのり #181
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