[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2009/05/21)
古都、ジョグジャカルタにて、新メンバーの
さくらと初めての夕食をした後、リタイアまで残り2日の
タジィーは、宿泊先のホテルで、
さくらを呼び出した。
タジィーは、
さくらの今までの日本での恋愛を聞き出す。
さくらは、
「元彼なんだけど、事があって。(元彼を別れたのが、)あいのりを応募したきっかけでもある。一目ぼれってあるんだなと思ってたから。でも、一目ぼれって外見じゃん。それで失敗してしまったから、外見よりも内面を見ようと心に決めた。」と言った。
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翌朝、
タジィーは、ラブワゴンでの席が、
さくらと隣り合わせになるように後ろに着席した。
タジィーの最終日が始まった。
しかし、ラブワゴンが走ると間もなく、
タジィーの強敵が現れた。それは、
ボクサーであった。
ボクサーは、自身のプロボクサー時代の話をして、
さくらを振り向かせようとする。
ジョグジャカルタ郊外、巨大建造物、
「ボロブドゥール」に到着したメンバー。メンバーは、
「ボロブドゥール」の頂上へと向かう。
タジィーの視線は、周囲の大自然ではなく、近くの
さくら。しかし、ここでも、
さくらは、
ボクサーと一緒に歩いてしまう。
タジィーは、なかなか
さくらと2人になれず、
さくらの後をひたすらつけていた。
タジィーは、
「さくらと話していい。」と、
ボクサーに言うものの、結局、話はできなかった。
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その日の午後、近くの一風変わった村に来た。村の英雄と名乗る人が、国中の犯罪を犯したり、薬物にはまったりした不良たちを集め、立派な大人になるために、修行を行っていた。
この日は、
「特別な修行」が行われるとのことで、メンバーは、見物をすることにした。その
「特別な修行」は、
「火の玉サッカー」。ボールが火の玉になった以外は、普通のサッカーである。もちろん、ヘディングをする時は、髪の毛に火が燃え移る。そうなったら、近くの川に飛び込んで火を消す。
メンバーは、ただ言葉を失っていた。しかし、
タジィーは、違っていた。
タジィーが見つめる先は、
さくら。。。
タジィーは、
「自分のやるべきことがはっきり見えました。」と、ピッチに歩きだし、火の玉サッカーに参加した。
浅ちゃんいわく、
「普通にやっているじゃん。」
タジィーの帰国は、明日の朝に迫っていた。。。
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