[お断り] : このページは、2003/08/20 に行われた、川嶋あいの渋谷公会堂コンサート以降に作成・アップロードされたものです。
(更新日 : 2009/06/04)
ブルネイを旅するラブワゴン、
ドライバーの知り合いの家に行った午後、
栄子と
DAIが一緒になった。
「横になって喋ろうか?」と言って、2人は、お互い、横になって話し始めた。
栄子は、自分が何をしたいか分からなくなっていた。でも、意地を張って泣いたりすることはできなかった。
DAIが、
「我慢することないじゃん。」と言うと、
栄子は、涙を流した。
「他のメンバーには、言わないでね。」と言った。
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翌日、メンバーは、川の向こうにあるという水上集落を訪れることにした。メンバーは、2隻の水上タクシーに分乗して集落を目指す。しかし、2隻のうちの1隻、
浅ちゃんと
さくら、
DAIの3人が乗った水上タクシーがはぐれてしまった。
ガチャピンの
「探しに行く?」と言う一言で、残りのメンバーは、はぐれたメンバーを探しに行った。しかし、1時間たっても見つからない。すると、その時、
DAIの
ガチャピンを呼ぶ声が聞こえ、メンバー全員合流することができた。
合流後は、取り合えず休憩。
DAIは、元気のない、
栄子に付きっきりとなり、
ガチャピンは、ただ見ているしかなかった。
その後、ラブワゴンの車内で、
DAIの目を引こうと、風船を膨らましたりしたが、効果はなかった。
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ラブワゴンがこの日やってきたのは、国境。ブルネイの旅は、ここで終了となる。あいのり40カ国目は、
「マレーシア」。
到着した日の午後、メンバーは、川へとやってきた。
ガチャピンは、
DAIの目を引かせるため、水着で胸を大きく見せていた。しかし、
DAIは、
「やべぇ。」とは言ったものの、すぐに、
栄子のほうに行ってしまった。
ガチャピンは、
DAIは、
栄子のことが好きなのかなと思っていた。
その日の夕方、
ガチャピンは、
DAIを呼び出した。
ガチャピンは、
「DAI変わったよね。」と言った。
DAIは、何のことだか分からない。さらに、
ガチャピンは、
「気になるみたいなこと言ってくれてたじゃん。」と言うと、
DAIは、
「うん。」と言った。そして、
ガチャピンは、
「別に好きとかそういう気持ちで言ってくれたか分かんないけどなんか私が舞い上がってたのかもしれないし。で、それでDAIが誘ってくれるかとかをハッキリ言って見てたけど全然来なかったじゃん。じゃあ言わないでよって、そういうことを。人の気持ちを弄ばないでっていうのもあったし。だからもう、あの日言った言葉はホント、チャラにしてくれていいし。うん。」と言った。
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翌日、
ドライバーの勧めで、世界でも珍しい村を訪れることになった。奥地へ走ること4時間。村に到着した。ただ、村と言っても、
「ロングハウス」と呼ばれる、長さ100m程の家1軒。実は、この家に村人300人ほどが住んでいる。家は、複数の部屋で区切られており、その1つ1つに村人が生活する。
この日の夜は、メンバーたちのために、歓迎会を開いてくれることになった。そこで、女性メンバーは、民族衣装に着替えさせてくれることのなった。この民族衣装が過激なもので、
栄子いわく、
「ビーチク見えております。ガムテープ頂戴、豆に貼るから。」、
さくらいわく、
「下乳出てるよ。」
登場した3人に興奮した、
DAIは、地酒を存分に飲みほす。勢いあまって、
さくらの胸に手を当ててしまった。
「ちょっとー、なんなのアンタ、いったい。」
翌日、メンバーの前から、生きた鶏が運び出された。嫌な予感がしていたが的中した。この鶏は、食用だったのである。解体役に、
浅ちゃんが呼び出された。
しかし、その鶏を食べた、
さくらの体調が悪くなった。そのまま、休ませてもらうことになった。
浅ちゃんは、
「疲れたね、今日。やろ?いろいろ動いて、動いて。まぁ今日一日はゆっくりして、明日に引きずらんようにしたら、それでええさかいにね。自分の体の方が大事やろ。ここで終わりじゃないねんから。」と言って見舞った。
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