あいのり 第423話
「最初で最後の告白」
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今週の放送の前半は、前回に引き続き、よっこが、メンバーのこーすけの名前を、彼女の元彼のこーへいを間違えたことを例にとって、「なぜ人は相手の名前を言い間違えるのか?」を脳科学者である、茂木健一郎氏が考察しました。

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茂木氏によると、人間の脳は、常に今までの体験の整理を行っていて、意味の整理ができていないものは、無意識の中で大変活動が高いらしい。

よっこの脳が現在、意味の整理ができていないものは、元彼、こーへいのこと。こーへいとは、3年間付き合っていて。結婚まで考えていたという。

氏によると、こーすけと言う人がどういう意味があるのか考えるのに、元彼のこーへいと比較しなければならないらしい。こーすけは、こーへいと比べてどうだろうと。。。でも、こーへいのことを言っては当然まずいので、よっこの脳の中で、「言ってはいけない。」と抑圧しようとする。しかし、抑圧しようとすると、何かの拍子にこーへいの名前がぽろっと出てきてしまうそうである。

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では、名前の言い間違えを解決する方法はあるのだろうか?

茂木氏によると、今の彼(こーすけ)との恋が成熟する以外に解決法はないらしい。また、感情を抑圧していると、何かの拍子で言ってはいけないことが出てしまうのであるから、抑圧せずに、感情を解放してあげればいい。気になっている元彼のことを思いっきり考えればいいそうである。同じことばかり考えていると、脳は、次第にそのことに飽きてくる。他の所に行きたくなる。なので、次第に元彼のことは考えずに済むようになるようだ。

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茂木氏による考察は、これにて終了。現在進行中のあいのりの旅に、久々に戻ることになる。

メンバーが昼食で、赤アリ入りのスープを飲んだ日の夜、こーすけよっこが2人になる。

よっこと意見が合わないこーすけは、「よっこみたいに経験論は語れないけど、なんかいつかガキ扱いされて終わりそうだなとか考えてた。恋愛って難しい。」と言う。よっこが、「なんでそう思うの?」と聞くと、こーすけは、「自分に自信がないもん。」と答えた。よっこは、「そんなのお互い様だよ。」と言った。

深夜、スタッフから、「よっこから告白することはあるの?」と聞かれると、「無理。」と答えていた。

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よっこの後に、ヤマジスタッフの元に来ており、スタッフに、「よっことこーすけを見ていてどう思う?」と聞かれた。ヤマジは、「もう帰るんだったら帰ればと思います。」と答えた。

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翌日、よっこを呼び出した。よっこの元気がなかったので、は、よっこに、「よっこ、どうなるの?」と聞いた。よっこが、「最近、何かだめだ。やりずらい。」と言うと、は、「こーすけのどこが好き?」と聞いた。よっこが、「何で、名前を出すの?」と言うと、は、「もうわかってるじゃん。」

次に、は、よっこに、こーすけから告白されたいのか、こーすけに告白したいのかを聞いた。よっこは、「告白されたい。」と言った。しかし、は、「(それでは、)もったいない。」と言う。よっこは、「どこまで、(こーすけが、)本気であるかどうか知りたくない?」と言うと、は、「告白したときに、(返事で、)分かるんじゃない。」と言った。さらに、は、「(こーすけは、)中途半端に(返事を)する人じゃないでしょ。」と言った。

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その後、よっこは、こーすけの気持ちを確かめるため、ラブワゴンに向かい、日本行きのチケットを受け取った。

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メコン川の川辺で待つ、よっこ。ほどなくして、こーすけは、あらわれた。よっこは、まず、こーすけにプレゼントがあるという。そして、プレゼントの日本行きのチケットをそのまま渡した。

よっこは、こーすけに、「不安で、自然と自分にブレーキをかけていて、やっぱ(いまでも)不安だけど、こーすけの考えてるとことか、素直でまっすぐなところとかいろいろ見てて、探していたのは、この人だなと思って、背伸びしないで、お互い歩み寄っていけば大丈夫だと思うし、30歳の最初で最後の勇気を出して告白だよ。」と言って、告白した。

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あいのり #423
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