あいのり 第426話
「乙女のなんだろう攻撃」
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本日は、女性新メンバーが合流する日、15分ほどラブワゴンを走らせると、新メンバーを発見した。

まぁみん、19歳、福島県出身、ポップコーン屋。本人いわく、「この旅ではテラ萌エスな王子様を見つけてキュン死にしそうなくらいいい恋愛をして帰りたいと思います。」

19歳と言うこともあり、ヤマジの2人が、「かわいい。」

ラブワゴン車内にて、ただっちが自己紹介のことで質問する。自己紹介の中の「テラ萌エス」の意味が分からなかった。「テラ」は、単位、ギガの1000倍。おそらく、すごく萌え萌えの彼氏を連れて帰りたいという意味だろう。


翌日、ヤマジは、ただっちのことを考えすぎて無口になっていた。すると、ただっちが、「ヤマジ、全然しゃべってないじゃん。」と言う。すると、「(ただっちの話、)聞いてた。楽しい。」と、実は、ただっちの会話を聞いていた。

公園に到着すると、ヤマジただっちが2人きりになった。ただっちは、合流時から、ヤマジのオーラに気づいていた。「外れているわけじゃないが、浮いていた。なので、人として力になりたい。」

ただっちは、ヤマジに、旅が楽しいか聞いてみた。ヤマジは、「ぼちぼち(楽しい)。」ただっちは、「なぜ、ぼちぼち。」と聞くと、ヤマジは、「たまに、おなかがすいたり、お風呂がないことがある。」と言った。ただっちは、「女の子には大変だな。」と言った。

その後、ただっちは、ヤマジに、悩みがないか聞いてみる。ヤマジが即答を避けたので、ただっちは、「ひとりで悩んでいてもしんどいだけ。」と言った。

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その夜、メンバーは、花火をすることになった。花火と言えば、過去に、シュレックと一緒に花火を見たことを妄想して恋に落ちたという話があるが、は、シュレックではなく、ゴーヤと花火をしていた。

しかし、その後、シュレックがやってきて、ゴーヤの花火が終わったところを見計らって、交代。今度は、シュレックが2人になった。はじめは、妄想通り、2人で花火を楽しんでいたが、趣味の話になったときに、が話を詰まらせ、以後、お互い無言になってしまった。

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この日は、気温は40℃、メンバーは、イスラム教徒の女性が髪を隠すために頭にかぶる「ヒジャーブ」の店に行った。女性メンバーは、ここで、ヒジャーブを試着してみることにした。いわく、「赤ん坊みたい。」まぁみんいわく、「かわいい。」ただっちいわく、「選ぶのむずかしいな。」

そんなことをしていると、男性なのに試着している人がいた、ゴーヤである。梅男いわく、「石油もってそうだね。」いわく、「現地人だね。」、現地人にも、「ベリーナイス」と言われた。

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この日は、メンバーは、「ジェラシュ遺跡」にいた。2000年前にローマ帝国によって築かれたものらしい。ここで、シュレックが2人でいると、梅男がやってきて、と話し始めてしまった。シュレックは、追い出されたような格好になってしまった。

梅男は、まず、のアピールポイントを聞いてみた。すると、は、「一途、好きになったら。」と言った。は、梅男に、好きになったらすぐ付き合っちゃうか聞いてみた。梅男は、「うん。」と言った。

次に、梅男は、エッチの相性を聞こうとした。しかし、は、「やだぁ、こんな話して。」と言葉を濁した。

翌日のラブワゴン車内やホテルへの帰り道でも、梅男(別名:エロ男爵)は、に接近していた。

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この日、メンバーは、ドライバーの友人宅へとおじゃました。このお宅の奥さんは日本人で、関西出身。主人も3年間、奥さんの実家である大阪に住んでいたので、関西弁を話す。

大阪出身のただっちと奥さんが2人になり、大阪の話をする。彼女とは、通っていた小学校も近いらしい。

夕食は、ドライバーの友人の牧場でとれた羊。食べている最中に、ゴーヤと、ヤマジの2人が、「玉」を引き当てた。

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翌日、ホテルのロビーで、女性メンバーがヤマジを取り囲んでいた。なんと、ヤマジがメイクをしていたのである。かつては、ホテルに戻ると、何もお手入れをせずにすぐに爆睡していたはずなのに。まぁみんいわく、「きれいになった。」

ヤマジが、ただっちに一目ぼれして、心がけるようになったのは、メイクだけではなかった。最近は、肌がなるべく露出するように、服装なども考えるようになっていた。ヤマジいわく、「今まで、男の人に肌を見せることはしなかったが、この旅では、せっかくの若いところも見せたかった。」

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その後、メンバーは、昼食のため、レストランへ。ここで、ヤマジは、あることをたくらんでいた。それは、「人生初の間接キス」ヤマジは、まず、スプーンを2本持った。そして、まず、そのうちの1本で、シュレックの口に食べ物を入れた。実は、シュレックは、ダミー、本番は、もう一つのスプーン。続いて、もう一つのスプーンで、ただっちの口に食べ物を入れた後、そのスプーンで、ヤマジは、食べ物を口に入れた。人生初の間接キスは大成功であった。

ヤマジいわく、「シュレックも食べてくれたので、ただっちも食べてくれると思った。間接チューだと思って、本当にうれしかった。」

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あいのり #426
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