桃が
梅男に告白した後、
スタッフは、
シュレックの部屋へと向かった。告白したことを伝えに行かなければいらないからである。
部屋の前に行くと、いびきのような音が聞こえてきた。
シュレックは、寝ているようだった。それでも、
スタッフは、
シュレックの部屋をたたき、
シュレックを起こした。そして、
スタッフは、
桃が
梅男に告白したことを伝えた。
シュレックは、しばらくの間、放心状態になった後、泣きながら、
「言葉が見つからないっす。どうしていいのかわからないっす。」と言った。
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運命の朝、
桃は、砂漠の真ん中で、
梅男を待つが、その時、
梅男はおろか、ラブワゴンも来ていなかった。それもそのはず、
シュレックの気持ちの整理ができておらず、出発できなかったのである。
しかし、遅れること1時間後、ラブワゴンは到着した。その中には、
シュレックの姿もあった。そして、
梅男もやってきた。
桃は、
「今日で私の長い旅は終わるんだけど、最後に告白できて良かった。」と言って、
梅男の返事を待った。
梅男の答えは、
「桃の内面とか、いい部分をいっぱい見つけて、すごい旅が楽しくなって、一緒に帰りたいなぁと思って。日本に帰る桃に渡さなければならないものがあるんだ。」と言って、
桃に差し出したものは、
梅男の家の鍵であった。
あいのり43組目、
桃と
梅男のカップルが誕生した瞬間だった。
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2人と別れたラブワゴン車内では、メンバーがカップル誕生を喜ぶ中、
シュレックだけだただ泣いていた。食事の時も、ホテルに帰っても。。。
(本編は以上です。)
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なぜ、
シュレックのような大失恋をした男性が立ち直れる方法はあるのか?
たびたび出演する、脳科学者の
茂木氏によると、男と女の失恋には、違いがあるとのこと。男の場合は、失恋をずるずる引きずるが、女の場合は、切り替えが早い。では、なぜ、女の脳は切り替えが早いのか? それは、女性の場合、子供を産む事が出来る年齢が限られているため、失恋をいつまでも引きずっている暇がないのである。そういった理由から、女の脳は、切り替えが早いようにできているのである。
では、失恋から立ち直るにはどうすればいいのか?
茂木氏によると、
「失恋した相手の痕跡を抹消する。」、
「失恋した相手の欠点を箇条書きにする。」、
「運命の人と出会うためにこの失恋はあると思う。」などがあげられるそうである。
最後に、
茂木氏は、
「人は、大きな悲しみのあった後は、大きな喜びを得る。そういう準備ができるということ。どん底から這いあがれる力は誰の脳にもある。」と結んでいる。
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次回、男女1名ずつ新メンバーが登場します。