ヨルダンで
桃と、
梅男がカップルで別れ、落ち込んでいた
シュレックであったが、ほかのメンバーに支えられて、リタイアせずに今後も旅を続けることになった。
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メンバーが次に向かった国は、あいのり90カ国目、
「キプロス共和国」。地中海の東側にある島国である。この国では、まず、男女各1名ずつの新メンバーが合流する。
最初に合流するのは、男性新メンバー。10分ほど走ると、新メンバーはいた。
レスラー、28歳、現役プロレスラー、得意技は、垂直落下式パイルドライバーである。合流するとすぐに、
ゴーヤを実験台にして技の実演を行おうとしていた。
続いて、女性新メンバーが合流する。
姫、23歳、現役キャバクラ嬢、趣味は株のデイトレード、趣味で稼いだ金は、ざっと2000万円ほどである。
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新メンバー合流後は、歓迎会が行われる。その歓迎会で、
姫は、キャバクラのような接客で
ただっちになれなれしく接する。
ヤマジは、はじめのうちは、幸せいっぱいといった感じで、
ただっちを見ていたが、
ただっちが次第に、
姫のペースに乗せられるようになると、
ヤマジは、怒りがこみ上げてきた。
その夜、
ヤマジは、
スタッフ部屋で、
「キャバ嬢にデレデレする男は、大嫌いです。」と言い放った。
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翌日、メンバーがやってきたのは、
「海中ケーブ」と呼ばれる、断崖にやってきた。10メートルほど下は、海である。この場所でダイブすることが、観光客には、大人気らしい。そこで、男性メンバーも挑戦してみることになった。
レスラーと
ゴーヤが普通にダイブすることができたが、
ただっちは、すぐに飛ぶことができなかった。しかし、女性メンバーの声援により、飛ぶことができた。
その後、泳げないはずの
ヤマジも飛ぶと言い出す。彼女は、泳げないため、もしものために、下に男性メンバーが待機する。そして、
ヤマジがダイブをしたとき、一番最初に手をつかんでくれたのは、
レスラーのはずだったが、
ヤマジは、手を振り払い、
ただっちの手をつかんだ。結局、最初に手をつかんでくれた人は、
ただっちということになった。
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その夜、ホテルのプールサイドで、
ヤマジと
ただっちが2人になった。その場所で、
ヤマジは、
ただっちに聞いてもらいたい話があった。それは、
ヤマジのあそこが
「破れちゃった。」という話。それは、ちょうどダイブをして水面に着地する瞬間だった。なんと、
ヤマジの初体験は、人ではなく、海水になってしまった。
聞いていた
ただっちは、ショックであきれ果ててしまった。
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翌日、
ドライバーの案内でやってきたのは、
ドライバーの友人宅、この家の奥さんは日本人で、山梨県出身。2人の息子も日本人がつけるような名前である。このご主人の奥さんの出会いはイギリスであったが、2人は、日本でもイギリスでもなく、キプロスで生活することを決めた。それは、キプロスが、月収20万円以上で犯罪歴がなければ誰でも移住できてしまうからである。当然、MCの
久本さんや
今田さんの老後の生活の場にもぴったりの場所である。
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この日、ラブワゴンは、山間の道へと進む。やってきたのは、
「トロードス」。
キプロスは、ワインの名産地で、お店では、すべてのワインを試飲できる。そこで、ワインを使って、新メンバーの
姫による、キャバクラごっこが始まってしまう。そのキャバクラごっこに真っ先にはまったのは、
ただっちだった。あまりの盛り上がりように、
ヤマジは、本気で、
ただっちが
姫のことが好きと考えるようになってしまっていた。
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