あいのり 第432話
「月とプール」
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メンバーは、「ラルナカ」の街にやってきた。ここで、今日は、宿を探す。しかし、この街は、観光地とあって、高級リゾートホテルばかり、最初に訪れた宿は、一泊75ユーロであり、とても、貧乏旅行で宿泊できるレベルではなかった。

しかし、続いて訪れた宿は、プール付きで、一泊3000円、イギリスに4年間留学していたというレスラーのおかげで、朝食も無料となったため、このホテルに決めた。

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翌日、男性メンバーから、キャバ嬢のが質問攻めにあっていた。質問は、「お客さんからのプレゼント」いわく、「プレゼントは、あまり貰わない。」どうも、指名が取れない女の子がそれだけでは給料が足りないから、お客さんに、買わせているらしい。

しばらくすると、ラブワゴンが停車した。ヤマジ「トイレに行きたい。」と言うことで、まぁみんとともに、トイレ休憩をすることになった。
ヤマジは、まぁみんに、もし、が、自分と同じ人を好きになったら、太刀打ちできないと言っていた。

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翌日、街で買い物をすることにした。ヤマジは、即座に、ただっちをゲットした。

その夜、ヤマジは、スタッフ部屋にやってきた。どうも、ヤマジは、ただっちと再びプールサイドで話がしたいようだ。しかし、スタッフいわく、「毎日呼び出すと、習慣になっちゃうな。」

でも、ヤマジは、1時間後、プールサイドで待っていた。ただっちいわく、「またプールじゃないか。」しかし、ヤマジは、「プール好きだもん。」。ただし、ただっちは、会話できず、月と会話しているように見えた。

深夜、再び、ヤマジは、スタッフ部屋にやってきた。そして、「ただっちの彼女になりたい。」と言った。

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翌日、メンバーは、街へ。
まぁみんは、ヨルダンで登山をしたときから、ただっちに惹かれていた。しかし、ヤマジただっちのことを気にしているのに気づいていたので、「ヤマジを慰めなきゃならない自分がせつない。」と思っていて、心が折れそうだった。

そして、その夜、その思いが強くなり、まぁみんは、泣きだしてしまった。ヤマジが、まぁみんを呼んでいたが、「今日 耐えられるかわかんないんだよ本当に」と言う、まぁみんに、ゴーヤは、「戻った方がいいよ。」と、ヤマジの元へ行かないことを勧めた。でも、まぁみんは、その後、ヤマジのもとに行き、「大丈夫。」と言った。

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翌日、小高い丘に登るメンバー。ヤマジただっちについていく。ただっち「つらかった?」の問いに、ヤマジは、「何度もリタイアを考えた。」と言う。ただっちが、「なんで。」と言うと、ヤマジは、「ホームシックっていうのもあるし あとやっぱメンバーに叱られたりすると すぐいじけちゃって もうこんなに怒られるならもう帰りたいみたいな。」と言う。ただっちが、「甘えて生きてきたの?」と聞くと、ヤマジは、「どっちかといえば一人っ子だったし 決して厳しい家庭ってわけではなかったと思う。」と、多少、甘えて生きてきたことを言った。

翌日、再び、ヤマジは、ただっちと2人になった。ただっちが、「(今、)何がしたい。」と聞くと、ヤマジは、「遊園地に行って観覧車に乗りたい。」「誰かと2人で買い物行きたい。ちょっとしたシャレたカフェで2人。」と言った。ヤマジは、妄想を始めていた。

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ヤマジは、再び、プールサイドに座って、ただっちを待っていた。ただっちいわく、「お前、プール好きやな。」ただっちが隣に座ると、ヤマジは、本題を切り出した。「恋とか気になる人とかいる?」と。突然の質問にただっちは、戸惑ってしまった。さらに、ヤマジは、ただっちの爪が切られているのに気づいて、「なんかすごい深爪とか言われてたけど そんなに切るの。」と聞いた。ただっちは、「深爪ではないやろ。」と、深爪を否定する。

さらに、ただっちの手を見て、ヤマジは、「すっごいなぁ なんでこんなに大きいんだろう本当に」と言った。さらに、「彼女と手つないだりするんだ こうやって。」と言った。いままで、彼氏がいない、ヤマジは、とても物珍しそうに見ていた。

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あいのり #432
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