あいのり 第441話
「真実の愛を探して・・・」(その1)
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運命の朝、リーベの街でが待っていると、せんとくんことゴーヤがやってきた。これを見たレスラーは、の告白が真実であることを認めざるを得なくなった。

2人は、互いに挨拶をかわし、まずゴーヤへの想いを告げる。「日本にいる時は、相手が私のことを好きだと確信してからじゃないと自分から行かなかったし、そういう人とばかり付き合っていたの。だけど、あいのり来たし変わらんといかんなと思い、頑張ることにしたの。ゴーヤが好きだから、一緒に日本に帰ってください。」

すると、ゴーヤは、迷うこともなく、あっさりと、「はい! 一緒に帰ってください。」と即答した。既に、帰ることを決めていたようだ。

2人は、恥ずかしがりながら、キスを交わす。
あいのり44組目のカップル、ゴーヤが誕生した。

別れの時、レスラー「おめでとう。」と言ってくれた。そして、メンバーみんなで2人のキス写真を撮り合った。とその時、2人を祝福するかのように、立派な虹が空に出現していた。

メンバーと別れた2人、は、「(ゴーヤを)たまごっち並に育てます。」と宣言。ゴーヤは、「あははは、お願いします。」と言っていた。

あいのり #441-1

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翌日、メンバーは、次の国を目指す、ドイツを経由し、到着したのは、あいのり92カ国目「オランダ王国」。この国があいのり最後の訪問国となる。

最後だとは知らなかったスタッフは、この国で、新メンバーを入れてしまう。その新メンバーは、志保の助(女性)と、(男性)。この2人は、ほとんど活躍の機会がないまま、番組終了となってしまうことになる。

オランダに入ってすぐ、ラブワゴンの車内では、まぁみんに髪をセットしてもらうシュレックの姿があった。
セットしてもらった後、シュレックは、「ありがとん、オッケー」とお礼をした。

宿泊先のホテルに向かうとき、シュレックは、まぁみんの荷物を持ってあげる。まぁみんに恋をしてしまった、シュレックが今、一番したことは、当然、「まぁみんに告白する。」ことである。しかし、スタッフに、「帰れる可能性は、何%?」と聞かれると、「6:4(60%)ぐらい。」と自信を持っていなかった。このとき、まぁみんの気持ちが、ただっちにいっていることなど気づいていない。

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翌日、まぁみんは、シュレックを過ぎて、ただっちの隣に座った。まぁみんは、この国で、ただっちと一緒にいる時間を増やしたいと思っていた。なので、ただっち「コキンちゃん」なろうと思っていた。「コキンちゃん」とは、アニメ「アンパンマン」に登場する、「ドキンちゃん」の妹で、「食パンマン」に対してすごく積極的で、「食パンマン遊ぼう?」と言って誘っている。

まぁみんは、ただっち「食パンマン」に見立てて、「コキンちゃん」になることを宣言した。

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この日、メンバーは、ドライバーの友人宅へ。そのお宅は、風車そのものであった。水害に悩まされていたオランダでは、風車を使って、水を外にかき出すことによって水害を防ごうとしていた。

その日の午後、公園で、まぁみんただっちが2人きりになった。まぁみんは、ただっちにあまり自分のことを見てもらっていないのではないかと思っていたが、ただっちは、「大概、知ってるよ。」と言って、意外にも観察している様子である。その印象は、「「うざす」とか「きもす」とか、わけわからないことをしゃべる子だなと。」

まぁみんは、ただっちとの距離が縮まらないことに焦りを感じていた。

それは、帰りのラブワゴンでも表れていた。まぁみんは、ただっちの頭に何かをのせた。まぁみんは、「萌えポイントなの。かわいい。」と言ったが、ただっちは、「ちょっとやめて、こういうのほんまに。」と引いてしまった。

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翌日、ただっちは、ガーリックを呼び出した。ただっちは、ガーリックに、「人の相談とか乗ったりできるタイプ?」と質問した。ただっちは、まぁみんに注意したいことがあったが、うまく注意が出来ないでいた。でも、ガーリックは、「なんで、そんなに心配してあげるの?」と聞いた。すると、ただっちは、「メンバーの一員だから。」と言った。

それを聞いた、ガーリックは、「きゅんと来ちゃいました。」ただっちとの恋愛参戦宣言をした。

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この日、ただっちは、まぁみんと話していた。ただっちは、まぁみんは、「自分の世界」を持っているように感じた。まぁみんは、それを、「ジェネレーションギャップ」と片付けようとするが、ただっちは、「関係ない。」と言う。ただっちは、まぁみんと真剣な話ができないと感じていた。前にも、まぁみんは、「結婚するなら、できちゃった結婚がいい。」と言っていたが、ただっちにしてみれば、すごく、軽く聞こえた。
また、まぁみんは、ただっちに、軽く聞こえることを指摘されると、「ムカつく〜! マジ死ねばいいのに。」と言った。ただっちは、「「死ね。」と言う言葉を安易に使うな。」と注意した。ただっちからすれば、まぁみんは、いい意味での緊張感を持っていないように感じた。ただっちは、まぁみんのプラスの面をこれから活かすために会話をしていたのだが、これ以上、言えることは何もなくなってしまった。

この会話を聞いて、新メンバーの、志保の助は、「平和がいいね。」と言っていた。

まぁみんは、それでも、ただっちのことを理解したいと思っていた。しかし、ただっちは、「何も言えない。」と言った。まぁみんは、号泣した。

まぁみんが泣いているところは、シュレックも見ていた。シュレックは、まぁみんは、ただっちの方向に向かっていると感じた。
ガーリックも、あれが私に見せなかった顔だなと確信した。

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この日、男性メンバーは、オランダの伝統スポーツ、「フィーエルヤッペン」に挑戦することに。それは、棒を使って池を飛び越えるもので、日本でもかつて、「風雲!たけし城」(TBS系列 1985〜1989年放送)の1ゲーム「跳んでおめでとう!」として紹介された。

4人の男性メンバー中、成功したのは、ただっちだけであった。

ガーリックは、これを見て、ただっちに惚れなおしたが、まぁみんとの疑惑も晴れないということで、「恋の捜査官」の如く、ただっちを追求してみることにした。

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(その2に続く。。。)

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