あいのり 第196話
「遠い光」
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メンバーがやってきたのは、機織りが盛んな、「プラカール村」
この村では、機織りも盛んなのであるが、標高が高いこともあり、蕎麦の実を作るにはとても適した環境だったりする。なので、村の主食は、蕎麦だったりする。昼食は、手作りの蕎麦を頂いた。

夕食は、日本の家庭料理を作ることになった。
仕切るのは、寿司職人の、隼人。メンバーが作ったのは、「混ぜご飯」りぃ「今日はものすごく隼人がかっこ良く見えた。でもりぃは何も出来なかった。」

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散歩に出たメンバーが虫の鳴き声とともに聞いたものは、「あ〜ん。」という女性らしき喘ぎ声だった。それは、「ナイトハンティング」、日本語で言えば、「夜這い」。ここでは、夜になると、待ちきれない男性が女性に夜這いをかける習慣がある。
りぃがのぞきに行こうとするが、ドライバーに止められる。

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翌日、ハッシーゆーみんが2人きりになった。過去に何人と付き合ったかと話になった。ハッシーが20人くらいと答えると、ゆーみんは、「ついていけない。」と思い切り引いた。

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この日、メンバーがやってきたのは、ドライバーさんの親せきのお宅だった。ここでは、「アラ」というお酒が出された。アルコール度数は40度。さっそく飲み始めたのは、ハッシー隼人、2人が、べろべろに酔った30分後、もう一人、酔っぱらってしまったメンバーがいた。それは、ゆーみんゆーみんは、色っぽく壊れていく・・・。その後も、ハッシーがストーブを破壊したりと、醜態を披露する。挙句の果てには、ハッシー創太に口づけをしていた。
隼人は、さくらに、「迷惑をかけないでね。」とお灸をすえられる。

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りぃが、ハッシーは、18歳はどう思うか質問していた。ハッシーいわく、「若いなとは思うよ。それはだって俺らには無い物持ってるじゃん。元気の良さとかさ。」。ただ、りぃは、その若さゆえに、隼人に子ども扱いされていた。

ホテルで、夕食をとっていたとき、元気がない、りぃに気付いたのは、創太だった。りぃが年下であることがつらいと訴えると、創太は、「今が一番かわいいときだろうな。」と言った。でもそれは、今後、かわいくなくなることも意味していた。
創太は、りぃのことを歳で判断したことは、2か国見てて一度もなかった。りぃは、創太になら何でも話せると思った。

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さくらは、ラブワゴンに掲げられている、ガチャピンDAIの写真をじっと見ていた・・・。

その頃、入院中の浅ちゃんに病状が説明される。病名は、「デング熱」。これ以上、旅を続けることは不可能とリタイア宣告を受けた。それを聞いて、一番ショックを受けたのは、さくらだった・・・。

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あいのり #196
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