あいのり 第204話
「やさしい悪魔」
←第203話 * 第204話 * 第205話→
スリランカを旅するラブワゴン、「ニゴンボ」の朝市で、隼人がエイ捌きをした翌日、ラブワゴンは、二コンボを出発した。すると、ラブワゴン内で、美紀がゲームの提案をしてきた。

そのゲームは、「オヤジしりとり」。必ず、「じ」から始まり、「オヤジ」で終わるしりとりである。

「時間に追われてるオヤジ」
「自分勝手なオヤジ」
「ジマンばっかりするオヤジ」

などと言い続ければいい。

ゆーみんは、美紀への劣等感で上の空だったが、ゆーみんにしりとりの順番が回ってきた。
ゆーみんは、すがさず、「従業員を解雇するオヤジ」と言った。さらに、ゆーみんは、「次期社長の座を狙うオヤジ」「地毛だとカツラをごまかすオヤジ」「女子社員に結婚退職を迫るオヤジ」とも言った。

--------

翌日の昼食、美紀に即発され、ハッシーがメンバーの料理を取り分けていた。

翌日、ラブワゴンが向かったのは、「ゴール」の街。美紀ハッシー画一緒になり、好きなワインの色で盛り上がった。

--------

翌日、ドライバーの友人でビーチハウスを営む家を訪れた。
内陸の国ばかり旅してきたメンバーは、久々の海。水着に着替えて海水浴を楽しんだ。

この日の昼食は、この海で取れた海の幸。そして、ドライバーの友人が、ヤシのお酒を持ってきてくれた。そこで、ゆーみんの火がついてしまった。あまり飲めないはずなのにお酒をあおり始めた。

ゆーみんは、酔っ払って動けなくなってしまい、ほかのメンバーは、緊急会議・・・。

カジ「きっと彼女はすごい頑張ってると思うの。自分だけ飲めないでしょ。皆酒好きじゃん。だからちょっとビールビールって騒ぎ過ぎる事に良くないなって思うのはある」
隼人「本当嫌なんだったらよ、飲まないと思うしよ。やっぱり輪に入りたいから飲む訳だべし。別に本当に嫌だったら飲まねぇべ。」
美紀「別に飲まなくて場が乱れる訳じゃないし後は大丈夫だよって。それの持っていきようなんだよね。何か2人になった時とかそっと言う。」
隼人「っていうか何も言わないのが一番良いと思うよ俺」

--------

夕方、酔いのさめないゆーみんの除いて、メンバーは、とある場所へ。この村では、悪魔祓いの儀式が行われていた。この村では病いは悪魔の仕業と考えられその悪魔を払う事により病いが治ると信じられている。

3時間後、村人が、ハッシーに近づいてきた。「彼には悪魔が宿っている。」

その夜、ハッシーの部屋から悲鳴が聞こえた。見ると、悪魔の呪いなどではなく、ゴキブリがいたからのようだった。

--------

翌日、突然の雨に、ハッシーは、ある作戦に出た。「相合傘で誰にも邪魔されず2人っきり作戦」ハッシーは、美紀と2人きりになる予定だったが、幸栄に横取りされて、失敗してしまった。

あいのり #204

←第203話 * 第204話 * 第205話→