翌日から、
キーパーの態度が変わった、
ゴリラーと2人きりになっていた、
ユイを奪って、2人で会話をした。
その翌日、メンバーは、
「フェニ」の町に到着した。ラブワゴンは、町の保健所に到着した。そこで働いていたのは、日本人の女性(30歳)だった。彼女は、感染症対策の仕事をしていた。この保健所では、1歳までの子供に、予防接種を行っている。バングラデシュでは、ポリオの流行などで、1歳まで生きられない子供が多いという。ただ、予防接種で感染を防げることを国民は知らず、ここで働くことは、国民への啓発・普及の意味も含んでいる。
キーパー、この場所で働く意味を彼女に聞いた。彼女いわく、
「人の役に立ちたいから。」
ただ、彼女にとっても険しい道のりで、青年海外協力隊の募集を4,5回受けて、ようやくありつけた仕事だった。
体調が悪くなると、日本を恋しくなることがあるという。
彼女は、これ以外にも、スラム街における予防接種の啓発活動も行っている。スラム街の住民を1軒ずつ回って。予防接種を受けたか確認して回っている。
スラム街の住民は、自分がいつ生まれたのかもわからない。カレンダーすらないので、日にちの感覚がすでにない。
キーパーは、普通にあいのり2の旅を漠然としている自分に、自信をなくした。
--------
翌日、メンバーがやってきたのは、
「クルナ」、国内で人口第3位の都市である。
昼食の際に、
キーパーと、
ちゃむが一緒になった。ここで、2人に、ある意外な事実があったことがわかる。
母校が2人とも農大で同じだったのである。お互い話していくうちに、妙に親近感が生まれ、
ちゃむに、もやもやした気持ちがなくなっていった。
--------
翌日、アミューズメントパークで、
でんじと、
ハカマイが一緒になった。
ハカマイは、
でんじに過去に浮気をしたかどうかを聞いた。
でんじいわく、
「1回もない。」。ただ、浮気されたことはあるという。7股の1番最初。自分の後ろに6人ついていた。さらに、
でんじは、受身の恋愛を望んでいるといっていたため、それがすごく引っかかった。
「入りにくい。」と。
--------
夕食の買出しを終え、ホテルに戻ったところで、
ちゃむが体調不良を訴え、先に部屋に戻る。さらに、夕食後、
ゴリラーも体調不良を訴え、部屋に戻った。
夜、
ゴリラーは、
ちゃむのために薬を買いにいった。ただ、自分の薬は、買い忘れた。
ちゃむの体調は、翌日には回復した。しかし、
ちゃむは、
ゴリラーの意中の相手は、
ユイと思っていて、思いはまったく伝わっていなかった。
--------
とある村で、
ゴリラーが現地の人とレスリングで対決した翌日、メンバーは、インドとの国境の街、
「ジョソール」にやってきた。そこで、
スタッフから、新メンバーが送り込まれることが伝えられた。新メンバーの性別は、夜の12時に日本から連絡が入る。もし、それまでに告白する人があれば回避される可能性がある。
夜12時、告白者は現れなかった。そして、日本からの連絡が入る。新メンバーは、男性。4人のうち、誰かが強制帰国となる・・・。