2人とも、あえて、あいのり2で相手を作ろうとしなくても、日本でも十分恋愛できそうなタイプである。それなのに、いまだに動き出さないのは、積極性に欠けているとしか思えない。

ただ、ハカマイとユイは、川平が、ちゃむに矢印が向いていることに気づいていなかった。ハカマイが、「川平が帰るのに選んじゃうかな。」と言う。
さらに、ユイも、「川平はユイの恋愛対象ではない。」という始末。2人による、川平落としが始まった。
そこで、ちゃむが行動に出る。

ちゃむ、「今の私だけの気持ちで言うと川平には帰ってほしくない。」

今回の強制帰国の選考基準は、やはり、恋愛に対する積極性・・・。

ハカマイは、かつてのでんじのエピソードを思い出した。「恋愛に受け身。」とでんじは言っていたのである。今の男性メンバーの中で、一番受け身なのは、でんじ。3人の女性メンバーの意見は一致した。

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翌日、女性メンバーより、男性メンバーに強制帰国が誰かが発表された。

ちゃむ、「昨日3人で考えて本当はこんなことしたくないし一緒に旅してきたメンバーを選ぶなんてできないしそんな権利なんてないんだけどルールだから。すごいツラかったけど3人で話し合って出した答えってのは今回はでんじなんだ。」

でんじ、「・・・・・・。」

その場に、でんじだけが残された。心の整理がつかなかった。中途半端なうちに終わってしまった感じがした。

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別れの時・・・。みんな泣いていた・・・。

でんじ、「ラブワゴンいなくなっちゃった・・・。やっぱ自分がね　ちゃんとゴールできなかったのは悔しいですよね　もう何もできないっすからね　俺もこれからスタートですしね　またどんくらいかかるか分かんないですけど日本で恋愛したいし。プラス20点がない生活なんてこんなもんっすよ。だからもっと自分磨かなきゃな。」

そう言い残し、でんじは、その場を立ち去った。
でんじのあいのり2の旅は、終了した・・・。